内窓のマンションで後悔しない選び方とは?二重窓リフォームの効果

query_builder 2025/06/12
著者:ナリタホーム
12内窓 マンション

「マンションの内窓設置って、カーテンレールが邪魔になるって聞いたけどどうしたらいい?」 そんな不安を抱えていませんか?

 

内窓リフォームは断熱や防音、防犯など多くのメリットがありますが、マンション特有の課題も存在します。
特に多いのが「ふかし枠が必要になるケース」です。設置スペースが足りない、カーテンレールが干渉する、出窓の形状が特殊など、実際の現場では多くの悩みが挙がります。

 

内窓の設置は、ただのDIYではありません。管理規約の確認、管理組合の許可、採寸や取付位置の調整、ふかし枠の有無など、事前の確認が欠かせません。
施工ミスによって、費用が増える・断熱効果が落ちる・結露が再発するなど、後悔の声も少なくないのが現状です。

 

最後まで読むと、あなたのマンションでも内窓をスムーズに設置し、余計な費用をかけずに快適な室内空間を手に入れるヒントが得られるはずです。内窓リフォームを失敗させたくない方は、ぜひ続きをご覧ください。

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ナリタホームでは、内窓の取り付けやフローリング張替え、ユニットバス交換、玄関交換といった幅広いリフォームサービスをご提供しております。お客様の快適な住環境を実現するために、細部まで丁寧に施工を行い、質の高い仕上がりをお約束します。地元密着型のサービスを展開し、お客様のご要望に真摯にお応えいたします。リフォームのことなら、ぜひナリタホームにお任せください。

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マンションに内窓は本当に設置できるの?

マンションの窓と内窓の違いとは?共用部分か専有部分かの判断基準

 

マンションに住む方が内窓(二重窓)を検討する際、最初に疑問に感じるのが「そもそも内窓って勝手に付けていいのか?」という点です。結論から言うと、ほとんどのケースで内窓は設置可能です。ただし、その理由や根拠をしっかり理解しておくことが、後のトラブル防止に繋がります。

 

マンションにおける「窓」は、民法および区分所有法により共用部分とされます。具体的には、外窓(アルミサッシ・ガラス・窓枠など)が該当し、所有者個人の判断で交換や改修することはできません。一方、内窓はその内側に新たに設置されるサッシであり、構造的には室内側(専有部分)にあたります。

 

内窓は次のような場所に設置されるため、「専有部分」の扱いになります。

 

  • 室内側の壁や天井、床に接している部分
  • 既存窓の内側に取り付ける樹脂サッシやフレーム
  • ガラスや引き戸など、新たに追加される内装に準じる構造物

 

共用部分と専有部分を明確に区別することは、管理組合や理事会とスムーズな関係を保つためにも重要です。見た目には窓に見えるため誤解されやすい部分ですが、法律上は「構造体と接していない」点が内窓を専有部分とするポイントです。

 

管理規約でもしっかり定義されていない場合は、建築図面や設計図、登記上の記録を確認することが有効です。設置予定の内窓が完全に室内側で完結していれば、一般的には自由に施工することができます。

 

また、こうした判断基準を知らない施工業者や住民が誤って共用部分を触ってしまい、管理組合とトラブルになるケースもあります。そのため、内窓設置を検討する際は「共用部分」と「専有部分」の違いを正確に理解しておく必要があります。

 

専有部分と共用部分の判断が不明確な場合は、管理組合や専門業者への相談が安全です。法的根拠としては「区分所有法」、「建物の区分所有等に関する法律」が参考になります。

 

管理組合の許可が必要なケースと不要なケース

 

内窓の設置は、多くのケースで「専有部分の改修」に該当するため、原則として管理組合の許可は不要です。しかし、実際には「設置の方法」、「見た目の変化」、「共用部分への影響」が絡む場合、許可が必要となる例外も存在します。

 

まず、次のようなケースでは管理組合の許可が不要です。

 

  • 完全に室内側(専有部分)に設置される内窓
  • 壁や天井、床などを傷つけずに設置できるタイプ
  • 見た目の変更が外観に一切影響を与えない設計

 

一方で、以下のようなケースでは許可が必要または事前申請が推奨されます。

 

  • 施工時に既存の外窓(共用部分)を動かす必要がある場合
  • ふかし枠の追加によって窓枠を拡張するケース
  • 外観から見える部分に大きく影響が出る可能性がある設計
  • 共用部分との接触・干渉が発生する工法を選ぶ場合

 

例えば、「ふかし枠」を使った設置は、窓枠と干渉することがあるため、共用部分に影響を及ぼす可能性が出てきます。また、内窓の枠が窓サッシを覆ってしまう場合などは、管理規約の「共用部分の取り扱い」に抵触する恐れがあるのです。

 

あるマンション管理会社によると、「事前に一言相談があるだけでトラブルはほぼゼロになる」とのことです。これが示すように、設置可能であっても「管理組合との良好な関係性を保つ」という観点から、施工前の事前連絡は非常に重要です。

 

許可の有無を判断するためには、次のようなポイントを確認しましょう。

 

  • 自宅の管理規約に「専有部分の改修」に関する条項があるか
  • 工事が外部に影響を及ぼす可能性があるか
  • 工事内容や内窓の仕様が明文化されているか
  • 管理会社が定めた改修申請書の様式があるか

 

こうした項目を確認したうえで、明確な基準がわからない場合は「念のため申請しておく」という姿勢が安心です。結果的に許可が不要であっても、事前に共有することで居住者間のトラブルを避けることができます。

内窓リフォームにおける後悔しない選び方

後悔しやすいポイントとその対策

 

内窓リフォームを行った人の中には、「もっとこうしておけばよかった」という後悔の声も少なくありません。その多くは、事前確認や製品理解の不足によるものです。ここでは、特に後悔の多い5つのケースと、その具体的な対策を紹介します。

 

後悔ポイント 具体的な失敗例 対策方法
ガラス性能の選択ミス 防音目的で単板ガラスを選んでしまい効果が薄かった 防音合わせガラスやLow-E複層ガラスを選ぶ
カーテンレール干渉 内窓とレールがぶつかってカーテンが閉まらない ふかし枠を使って前方に設置スペースを確保する
補助金申請の漏れ 工事後に申請しようとしたら無効だった 施工前に申請。事前に業者へ対応可否を確認する
操作性が悪い 高齢の親が開閉しづらい 横引きや縦すべり出しなど操作しやすい形状を選定
見た目が合わない 部屋の雰囲気に合わずチープな印象に フレームの色や質感を事前にショールームで確認

 

利用者のレビューには、「騒音が明らかに減って睡眠の質が上がった」、「結露がなくなり掃除の手間が激減」など、導入効果を実感する声が多く寄せられています。

 

施工前のシミュレーションや現地調査、カタログではなく実物の確認など、1つ1つの丁寧なプロセスが満足度を大きく左右します。補助金や管理規約など、制度面の条件確認も含め、専門業者としっかり連携しながら進めましょう。

 

マンション特有の悩み別!寒さ・騒音・結露への内窓活用術

 

マンションでの居住では、「角部屋で冬の冷気が強い」、「通りに面していて騒音がひどい」、「結露でカーテンがカビる」といった悩みが多く聞かれます。これらは内窓によって大きく改善可能です。

 

加えて、マンション特有の注意点として「管理組合の許可」が挙げられます。外窓の交換は共用部分に該当するため原則不可ですが、「内窓」は室内側の施工となるため、ほとんどのケースで許可不要です。ただし、管理規約を確認したうえで念のために届け出を出すとトラブル回避につながります。

 

小さなお子様がいる家庭では、「夜泣きが外に響かない」、「寒暖差による体調悪化を防げる」などの理由から、断熱+防音型内窓が選ばれることが多いです。また、在宅ワークが日常の家庭では、外部音が入らない環境が集中力維持につながるため、防音性能重視の選定が進んでいます。

ふかし枠とは?カーテンレールや出窓にも対応できる内窓設置のコツ

ふかし枠が必要な条件と不要なケースの判断方法

 

内窓のリフォームを検討する際にしばしば問題となるのが、既存の窓周辺の構造との干渉です。特にマンションでは、カーテンレールやブラインド、窓枠の奥行きといった物理的条件によって、「ふかし枠」という部材の使用が必要になるかどうかの判断が重要になります。ふかし枠は、内窓の設置位置を室内側にずらすことでスペースを確保するための補助枠であり、設置の可否に大きく影響します。

 

まず、ふかし枠が必要となる条件について具体的に見てみましょう。

 

  • 既存の窓枠の奥行きが不足している(70mm未満など)
  • カーテンレールやブラインドの金具が窓枠内に設置されており、内窓と干渉する
  • 採寸時に開閉スペースの確保が困難と判断される
  • 内窓のレール部が障害物と接触する恐れがある

 

これに対し、ふかし枠が不要なケースもあります。たとえば、以下のような場合です。

 

  • 窓枠に十分な奥行き(75mm以上)があり、障害物が一切ない
  • カーテンレールが天井に設置されており、内窓の位置と干渉しない
  • DIYで取り付けられる簡易タイプの内窓を選定し、低干渉な構造である

 

こうした判断を明確にするためには、まず自宅の窓周りの構造を丁寧に観察し、正確な採寸を行うことが必要です。

 

以下のような項目をチェックリストとして活用すると、ふかし枠の要否を簡単に把握できます。

 

チェック項目 判定基準 結論
既存窓枠の奥行は何mmか 70mm未満は要検討 奥行に注意
カーテンレール・ブラインドの有無 干渉があるかどうか 干渉があれば必要
内窓の設置予定位置と障害物の有無 取付け面がフラットか、段差があるか 段差があれば必要
窓の開閉動作に影響する設置条件があるか 全開時に干渉するか 影響あれば必要
天井や壁への固定が可能か 枠の延長が不要であれば不要 枠不要の可能性

 

マンションなど集合住宅では、個人の判断で構造を変更することは避けるべきです。内窓の設置前に、ふかし枠の必要性を専門業者に現地調査してもらうことが、安全で確実な施工につながります。また、リフォーム補助金を活用する場合、申請内容にふかし枠の有無が影響する可能性もあるため、補助金制度に関する事前確認も欠かせません。

 

さらに、近年ではインプラスなど、ふかし枠オプションが充実している製品もあり、見た目の一体感を損なうことなく設置可能になっています。こうした製品選定も、ふかし枠使用の是非を判断する重要なポイントとなるでしょう。

 

カーテンレール・ブラインドがある窓に内窓をつけるときの注意点

 

カーテンレールやブラインドが設置されている窓への内窓施工は、多くの家庭で直面する課題です。特にマンションでは構造上の制約が多く、取付けスペースの確保と正確な採寸が、快適性や安全性に直結します。内窓設置における主な注意点を以下に整理します。

 

  1. 取付けスペースの確認
    内窓を取り付けるためには、サッシを設置するフレーム周辺に70mm以上の奥行きが必要です。カーテンレールが設置されている場合、内窓のレール部分が干渉するリスクが高いため、事前にカーテンレールの位置を確認し、必要であれば天井固定式のレールに交換するか、ふかし枠の導入を検討することが望まれます。
  2. 取付け高さの最適化
    内窓は視界や採光性にも影響を与えるため、設置高さにも工夫が必要です。特に腰高窓では、レールの配置によっては採光性が落ちる可能性があるため、カーテンボックスの撤去や再配置も含めて検討するのが理想です。
  3. 採寸時の落とし穴に注意
    内窓リフォームにおいて採寸ミスは施工不良の大きな原因となります。以下のような測定ポイントを漏れなく確認することが重要です。

 

採寸で注意すべきポイント

 

測定箇所 測定内容 注意点
上部 最も突き出たレールや装飾の寸法 干渉物の奥行を含めること
中央 窓枠の中央位置での奥行寸法 一般的にここが最も正確
下部 窓台の奥行きおよび突起物の有無 エアコンホースなども確認
幅と高さ 3か所(上・中・下)でそれぞれ測定 一番短い寸法を採用する

 

カーテンレールと干渉する場合には、専用のスペーサーを使ってレールの位置を移動する方法もありますが、見た目や設置強度に影響を与える可能性があるため、できるだけ一体感のある内窓設計が望ましいといえます。最近ではブラインド一体型の内窓製品も登場しており、遮光性や見た目のスマートさを求めるユーザーには最適な選択肢です。

 

また、ブラインドが窓枠内に設置されている場合は、内窓との干渉を避けるため、ブラインドの撤去または別の設置場所への移設が必要になります。既存の設置物を生かすか、機能性を重視して再配置するかを検討し、専門業者との十分な打ち合わせが不可欠です。

まとめ

マンションでの内窓設置を検討している方にとって、ふかし枠の要否は極めて重要なポイントです。カーテンレールやブラインドの位置、窓枠の奥行き、出窓などの特殊形状は、内窓の設置に大きく影響します。特に、既存の設備との干渉を回避するには、ふかし枠の選定と採寸の正確さが不可欠です。

 

実際に、ふかし枠が必要になる条件として最も多いのが、内窓の設置スペースが不足しているケースです。内窓を設置するためには、最低でも70ミリ程度の奥行きが必要となりますが、カーテンレールやブラインドがあることで干渉し、スペースが足りない事例は非常に多く見られます。また、採寸ミスや事前確認不足により、設置当日に工事をやり直すことになった例もあります。

 

さらに、出窓や変形窓といった特殊形状の窓は、既製品では対応が難しい場合もあります。こうした場合は、オーダーサイズの内窓や専用のふかし枠を活用することで、高い断熱性や防音性を確保しながら美観を損なわずに設置することが可能です。実績豊富な専門業者に相談することで、最適な製品選びや補助金活用も含めた提案が受けられるでしょう。

 

内窓リフォームは、住宅の快適性を大きく向上させる効果がありますが、その効果を最大限に引き出すには、ふかし枠の適切な判断と正確な施工が欠かせません。安易にDIYや格安業者に任せた結果、断熱性が期待ほど得られなかった、結露が改善されなかったといった失敗例も少なくありません。

 

この記事で紹介したように、ふかし枠の必要性を正しく理解し、事前にしっかりと準備することで、マンションでも理想的な内窓リフォームを実現することが可能です。失敗や後悔を避けるためにも、施工前の確認事項を押さえた上で、信頼できる施工業者と連携しながら進めていきましょう。

暮らしに関わる全ての工事はナリタホームへ

ナリタホームでは、内窓の取り付けやフローリング張替え、ユニットバス交換、玄関交換といった幅広いリフォームサービスをご提供しております。お客様の快適な住環境を実現するために、細部まで丁寧に施工を行い、質の高い仕上がりをお約束します。地元密着型のサービスを展開し、お客様のご要望に真摯にお応えいたします。リフォームのことなら、ぜひナリタホームにお任せください。

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よくある質問

Q. 内窓で音はどれくらい静かになりますか?本当に防音効果がありますか
A. 内窓には、防音対策としても効果が期待できます。交通量の多い道路沿いや鉄道の近くなど、外からの音が気になる環境でも、内窓を設けることで静かさが感じられるようになったという声が多く寄せられています。特に、遮音性の高いガラスや気密性のあるフレームを選ぶことで、音の侵入を大きく抑えることができます。設置後にはテレビの音量を下げたり、睡眠の質が改善したと感じるケースもあります。

 

Q.カーテンレールがある窓でも内窓はつけられますか?干渉が心配です
A.カーテンレールやブラインドがある窓でも、ふかし枠を使えば内窓設置は可能です。設置高さの調整や採寸時の確認がカギであり、施工前に干渉リスクを見極めることが失敗を防ぐポイントです。リフォーム専門業者に依頼すれば、現場確認のうえで最適な施工提案が受けられます。

 

Q. 防犯面での効果はありますか?内窓で安心できますか?
A. 内窓は防犯対策にもつながります。窓が二重になることで、外からの侵入に時間と手間がかかるため、抑止効果が期待できます。ガラスの種類や鍵の仕組みによっては、さらに防犯性能を高めることも可能です。

 

Q. 内窓を設置すると結露は本当に減りますか?
A. はい、内窓の設置は結露対策としても非常に有効です。外気との温度差によって発生する結露は、内窓によって空気の層ができることで抑えられます。完全にゼロになるわけではありませんが、軽減されるケースが多く見られます。

会社概要

会社名・・・ナリタホーム
所在地・・・〒470-0124 愛知県日進市浅田町東前田31-1
電話番号・・・052-803-3687


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